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最後の晩餐 [医学]

最後の晩餐 (2004年)

監督&脚本 福谷修  原作 大石圭 「湘南人肉医」 角川ホラー文庫

出演者 加藤雅也  匠ひびき  原史奈  三輪ひとみ 松方弘樹
     前田綾花  松田優  スーキーリー

 ◆・ストーリー

 ゴッドハンドと呼ばれる整形外科医の「小鳥田」(加藤雅也)は、美容整形のカリスマだが
、隠れた秘密があった。患者から取った脂肪を食べた事で、人肉に取りつかれてしまい、
エクスタシーを感じるまでになっていたのだ。 
 本物の女性の肉を味わいたいと言う強い欲求は、偶然、首つり自殺した女性の死体の肉
を食べて叶う事になる。 彼にとって、女性の肉を食べる事はSEXの代用品なのだ。
 香港で本格的な人肉料理の味を覚えた小鳥田は、帰国後は、次々と若い女性を殺して
食べまくっていたが、ついに「食人日記」のブログを観た刑事(松方弘樹)が、一連の女性失踪
の重要容疑者として疑いを掛けて接触してくる。


◆・レビュー

 「食人日記」
肉欲、それは愛する人の肉を食べたいという欲望に他ならない。
それは、食べる事で作られる究極のエクスタシーである。

 相当な悪趣味の持ち主である。普通のSEXでは満足できない人は世の中に大勢居る。
SMや、スカトロ、獣姦、ロリコン、等、本来、性欲の対象としない者を対象としてエクスタシー
を感じるのだ。小鳥田の場合は、それが若い女性の肉を食べる事だった。
 しかし、それによって、整形外科医としての腕が上達したのだから始末が悪い。
襲われてレイプされたり、騙されて変態プレーを強要されるよりも、はるかに恐ろしい。
 肉食人種は存在するし、山で遭難した人、戦場で飢餓状態になった敗残兵が、死体の肉を
食べて生き延びたという事例があるのだから、必ずしも荒唐無稽の話ではないが、ここでは、
目的が大きく異なるのだ。好きな女性の下着の臭いを嗅ぐ変態は居るが、異常性欲の極致、
完全なキチガイである。新人類か異人種か?

 秘密のパーティーで、生きた女性の首をはねた瞬間、集まった男女の嬉しそうな顔と拍手
には狂気を感じる。首をはねて身体を解体し肉料理をふるまうのを観て、何を連想するだろう。
スーパーでのマグロの解体ショーがある。新鮮な刺身をふるまうのだが、マグロなら良いが、
人肉では許されないと正常な神経を持った人ならば思う。

 冷蔵庫に入っている首は、どうするのだろうか?その女性の肉を食べる時には、テーブルに
飾って顔を観ながら食べるのだろうが、女性の顔を観ながら調理加工して食べた方が、
より高いエクスタシーを感じるのであろう。
 愛する、お気に入りの女性の全てを自分の体内に取り込み吸収し、自分の血となり肉となる
のだ。しかし、冷蔵庫のドアを開けると、そこには生首が何個も並んでいるのだから、
ぞっとすると思うのだが、それが愛してる女性や狙った美女ならば、貴重なコレクションか。

 披露宴の夫婦と出席者は、小鳥田が提供した肉料理を食べて美味いと言って絶賛して
おきながら、人肉と知ったとたんに吐き出す、気持ち悪くなるという、これは愉快だ。
 狂牛問題でアメリカ産牛肉の輸入が滞った時に、オーストラリア産の牛肉の試食後に
オーストラリア産だと知らされずに出されて「美味しい」と言って、満足そうにパクパク食べてから
、オーストラリア産と知らされると「どうりで臭みがあった」とか「やっぱり味が落ちるわね」
などと否定的な発言をしたオバサン連中を連想してしまった。

 「人肉のファンだ」と【逮捕しない代わりに、新鮮な女性の肉を要求する】おとり捜査を行う
松方弘樹の怪演が不気味で、刑事というよりも病人に見える。【人肉中毒患者】とでも形容
したいほどである。
同級生&同僚で、加奈子(匠ひびき)と結婚する医師に松田優が友情出演している。


★・点数70点
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